7月3日はソフトクリームの日、ソフトクリームって?由来や日本に伝わった歴史は?

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7月3日は

「ソフトクリームの日」です。

日本ソフトクリーム協議会が

1990(平成2)年に制定した記念日で

1951(昭和26)年7月3日に

ソフトクリームが日本に初上陸したことに由来します。

既にアイスクリームは存在していたものの

コーンスタイルで食べるという食べ方は、

当時の日本人にとっては、

余りに珍しく衝撃的な出来事だったのではないでしょうか。

ソフトクリームって?

「ソフトクリーム」の名は

日世(にっせい)株式会社の創業者が命名した和製英語です。

英語では「soft serve ice cream」

「ソフトサーブアイスクリーム」と言います。

ではソフトクリームとは何か?

アイスクリームの

柔らかいものが「ソフトクリーム」と呼ばれます。

基本的な原材料はアイスクリームとほぼ同じで

ただ単純に硬さが違うだけではなく

日本では

乳製品の「アイスクリーム類」として3種類に分類されます。

・アイスクリーム…乳固形分15%以上、乳脂肪分8%以上

・アイスミルク……乳固形分10%以上、乳脂肪分3%以上

・ラクトアイス……乳固形分3%以上

ソフトクリームは「アイスクリーム類」の一種になり

省令や定義上の分類ではなく、

生産工程上の違いに於けるひとつの呼び方となります。

多くの市販のアイスクリームは、フリージングした後、

充てん、包装され、マイナス30度以下で急速に固め

数日間マイナス30度の製品倉庫で保管し

しっかり固めてから出荷され

店頭にマイナス18度以下で陳列保管されています。

ソフトクリームは

生産工程でいえば、

充てんしマイナス5度~マイナス7度程度で

フリージングされ、その場で抽出するという

いわば「出来立てのアイスクリーム」のことです。

ソフトクリームの大きな特徴は

瞬間の出来立てこそのフレッシュ感と

空気が含まれ、氷結晶が小さく少ないため

「柔らかくなめらかな口あたり」の食感になりなります。

かき氷、シャーベット、アイスキャンディーなどは

一般的に上記「アイスクリーム類」の3分類には含まれず、

一般食品の「氷菓(乳固形分3%未満)」に分類されます。

ソフトクリーム簡略歴史

簡略ではありますが

紀元前2000年頃

日本では縄文時代の後期にあたる

4000年以上も前の中国で

家畜の乳しぼりをしたミルクを長時間煮てから雪で冷やし

柔らかく固めて作られていたという氷菓があり

現在の

シャーベットに近い「アイスミルク(のようなもの)」です。

また

果肉入りのジュースを雪やアイスミルクと混ぜた

フルーツアイスも作られていたといいます。

これが、氷菓のルーツだとされ

13世紀頃 シルクロードを通って、

イタリアへ伝わったといわれ

ジェラートの原型となりアイスクリームへと発展し

その後

ヨーロッパからアメリカに浸透したといいます。

紀元前の

古代エジプトやローマ、中東、アジア等では

自然の雪や氷に、ミルクや糖蜜や果汁などを加えて

食用に供していた習慣はあったようですから

古来から地域の氷菓製法はあったと思われます。

いずれにしても紀元前より

中国やエジプトなどには

シャーベットのような冷菓が存在していたようです。

そして

ジェラートやアイスクリームの歴史が始まりますが

その話はまたの機会にということで・・・

時が過ぎ18世紀頃

ヨーロッパからアイスクリームが伝わり

一般には手の届かない贅沢品でしたが

1846年、

アメリカの主婦、ナンシー・ジョンソンが

樽の中に氷と塩を入れて回転させると冷却され

アイスクリームの材料が凍る

「手回し式アイスクリームフリーザー」という

撹拌機(かくはんき)を発明します。

しかし

しっかりと凍らせることは技術的に困難で

ソフトクリームに近い柔らかな食感のものでしたが

この発明を機に

一般の家庭でもアイスクリームが作れるようになりました。

アイスクリームの冷凍技術も向上していく中

「作り立てを提供したい」という思いから

1931年アメリカで

アイスマシンとフリーザーを1つの箱に収めた

「オートマティック・ソフトサーブマシン」が開発され

ソフトクリームの誕生となります。

ソフトクリームが日本に登場したのは

戦後の1951(昭和26)年7月3日

明治神宮外苑で進駐していたアメリカ軍主催の

カーニバルの模擬店で

初めてコーンスタイルのソフトクリーム

「ソフト・サーブ・アイスクリーム」が販売されました。

この年の9月より

日世の働きかけによって

百貨店や食堂で、ソフトクリームの販売が開始し

当時

あんパン10円、かけそば15円、

ソフトクリームは1本なんと50円!!

それから益々

日本でのソフトクリームが発展していきます。

ソフトクリーム・コーン

ソフトクリームによく使われている土台は

コーンと呼ばれていますが、

そのコーンは

工事現場などでよく目にする「三角コーン」と同じように

「コーン(CONE)」=「円錐形」から名づけられていて

コーンカップは「円錐形の容器」として利用されています。

コーンというからには

「とうもろこし」が含まれていると思われがちですが

実際は、とうもろこしとは関係なく

主に小麦粉と砂糖で出来ています。

アイスクリーム・コーンは

1904年に開催されたセントルイスの万国博覧会で

ジョージ・バングがアイスクリームを販売していましたが

アイスクリームの載せ皿が無くなってしまいます。

隣の

ワッフルを焼いて販売していたアーネスト・A・ハムウィは、

アイスクリームの皿が無いことに気付き

ワッフルを円錐状に巻いて

アイスクリームをワッフルに盛って販売することを考え

容器まで美味しく食べられるとして

ワッフルを提供したのが

アイスクリームコーンカップの起源と言われています。

この事により

最初にワッフルをつくった人物として、

アーネスト・A・ハムウィの名が挙がることもあり

今でもワッフルコーンと親しまれ

美味しく食べるための可食容器として

多くのメニューに採用されています。

最後に

ソフトクリームは

様々なバリエーションで作ることができるため

全国各地で

地域の特産品を使ったソフトクリームが考案されています。

同時に

当地ソフトクリームを食べるには

専用のフリーザーがある

その場所に行かなければ食べられませんし

その場所で食べるものであり

基本的にテイクアウトは想定していません。

作り立てをその場で味わうことに楽しみがあり

その地域の味を求め、その地域の風景や情緒を感じる

そのソフトクリームには

ひとつの夢、沢山の夢が詰まって抽出された

ソフトクリームではないでしょうか・・・

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