平成が終わる4月30日!新たな時代の幕開け5月1日!なぜこの日になったのか?

公開日: : 最終更新日:2020/02/24 行事

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「平成」という一つの時代が

2019年4月30日に終わり、

平成は、

30年と4ヶ月でその歴史に幕を閉じ

新しい時代を迎えます。


天皇陛下が

2019年4月30日に退位され、

皇太子さまが

翌5月1日に即位されることが決まり

「平成」に代わる新たな元号も5月1日からです。

なぜ4月30日になったのか!?

2016年8月、天皇陛下が

「象徴天皇の務めが常に途切れることなく、

 安定的に続いていくことをひとえに念じる」として

国民に理解を求められました。
 

ご在位30年目の節目に譲位希望されている

天皇陛下のお気持ちを契機に

次の時代への継承に向けた準備が始まりました。



今の日本人にとって、初めての「天皇退位」で

歴史上では

天皇陛下のご退位は約200年ぶりとなり

現憲法下において初めての事柄です。


皇室典範(こうしつてんぱん)と言う

皇室に関する法律には、退位についての規定がなく

日本の憲政史上も前例がなく

極めて重大な課題となりました。



2017年6月

天皇陛下の退位を可能にする特例法が成立し

首相官邸と宮内庁で

譲位の日程をめぐる攻防が始まり

大きく4回目の案までたどります。

1案

2018年12月31日の陛下の退位、

2019年1月1日、新天皇即位・改元の案。


 首相官邸は

 国民生活への影響を最小限とするには

 元日の譲位が望ましいと、内々に決めていました。

 
 宮内庁は

 年末年始は重要な宮中行事が続くと反発します。
 

2案

天皇誕生日の2018年12月23日の陛下の退位

翌24日の新天皇即位、

2019年1月1日、改元とする次善の妥協案。


 やはり、宮内庁は

 年末年始の皇位継承は難しいと難色を示しました。


 もうひとつの理由に

 2019年1月7日の「昭和天皇崩御30年式年祭」に

 「天皇自ら営みたいと望んでおられる」との

 宮内庁の意見により、元日改元案は消えた事になります。

3案

年度末の2019年3月31日退位、

翌4月1日即位・改元の案。


 宮内庁が提案してきましたが

 首相官邸は

 1月~3月は来年度の政府予算案の国会審議が続き

 4月前半は学校や会社など全国的に人の移動が激しく

 各種行事も盛んに行われることや

 特に、平成31年4月は

 統一地方選挙が実施される予定で

 選挙後の静かな環境で皇位継承を行うべきとの理由に

 今度は官邸が難色を示しました。

4案

2019年4月30日退位、

翌5月1日即位・改元の浮上案。


 4月29日は、昭和天皇の誕生日である

 「昭和の日」をお迎えして

 ご退位、ご即位を実現することが望ましく

 その後、

 大型連休となるため成就しやすい事。


12月1日

約24年半ぶりとなる皇室会議に於いて、

議長の安倍晋三首相が、天皇陛下が退位される日を

「2019年4月30日」とする意見案を示して固め

8日の定例閣議で政令案が閣議決定され

2019年4月30日、天皇陛下の退位、

2019年5月1日、新天皇即位・改元と決まりました。



約24年半ぶりの皇室会議とは

皇太子ご夫妻のご結婚を決めた

1993年1月19日以来の皇室会議のことです。


秘密裡の難問な協議

憲法4条は

「天皇は国政に関する権能を有しない」と定める。


問題となったのは憲法で

皇室典範(こうしつてんぱん)には、

退位についての規定がなく、皇室典範を改正すること自体は、

憲法上の問題は何も生じませんが

「天皇陛下のご意向に基づいて

 それを政府が受けて行う」となると

憲法が禁ずる「国政に関する」行為に

該当してしまう可能性があるのです。



象徴天皇である

陛下が生前退位のご意向を示されたことによって

「憲法に違反する」事態と成りかねない事を懸念し

今回の大きな難問であった案件は

「陛下のご意向」や「陛下のお言葉」ではなく

いかに天皇陛下の「お気持ち」に沿えるか協議され

政府は

お気持ち表明には直接的に触れておらず

国民が「お気持ち」に共感していることを踏まえて

法整備を行うという趣旨を明確にしました。



天皇として御活動を自ら続けられることが

困難となることを深く案じておられることに対し

国民は、天皇陛下を深く敬愛し

そのお気持ちを理解し、これに共感しているとしました。


国民主権をうたう

日本国憲法の天皇に関する規定に

天皇は「国民の総意に基づく」であるとされています。


陛下のお気持ちに共鳴した国民の総意を受けて

譲位を実現すれば問題ないとし

何とか事態を収拾させ

1代限り譲位を認める特例法を制定しようと

譲位特例法を成立させ、

皇室典範第4条の特例として、譲位が実現できるわけです。

あとがき

天皇のご発言はきっかけに過ぎず

天皇の退位の希望が政治的発言とは言い難く

退位は、皇室のあり方の問題であり

さかのぼれば

歴代天皇のおよそ半数は、天皇が譲位を行っていますから

国民も皇室のあり方を見直す機会であったと思います。



昭和から平成に変わったときの

崩御時の自粛ムードとは違い

祝賀モードを目の当たりに出来るのは

最初で最後の行事となるかもしれません。

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