ストッキングの日は5月15日.ストッキングは男性のもの!女性の美脚用になった歴史の話

公開日: : 行事

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ストッキングの日は

5月15日。


由来は

1940年5月15日に

米国で「ナイロンストッキング」が

発売準備されたのがきっかけで

日本が定めた記念日ではないのですが

ナイロン製ストッキングの誕生を記念した日です。



それが今では

女性が愛用しているパンティストッキングの

男性版「メンズパンスト」がヒット中のようで

男性の意識が変わる時代かもしれません。

ストッキングの歴史

今回は

ストッキングの歴史の話がメインになります。

ストッキング講座

もし

ストッキングの種類や部位や加工など

専門用語の解説から、コーディネートまで知りたい方は

ストッキング先生こと、
    ↓
「ともみん♪のサイト」を参考にしてみて下さい。
 

語源

ストッキングの歴史を遡ると、

もとは靴下がルーツであったことがわかります。


ストッキングは

「編まれた靴下」、という意味があり

木の編み棒の

「ストック(木の枝)」から編んでいたため

「ストッキング」と呼ばれるようになったもので

つま先から太ももまでをピッタリと覆う

「長靴下」の事でもあります。

中世ヨーロッパ

古代ローマ時代から存在していたとされ

長靴下の最初の形は

「プーテー(Puttees)」と呼ばれ

古代人やローマ人が着用していたものです。


15世紀頃ヨーロッパでは

貴族階級の男性用の

「ホースHose」と呼ばれる「靴下兼用ズボン」の

タイツのような長靴下の部分が

ストッキングに変化したものと考えられ

16世紀頃から

「ストッキング」と称され、男性用のファッションでした。



その後

英国女王のエリザベスⅠ世が

絹のストッキングを穿いてから、女性が穿くようになり

ヨーロッパ各国に普及していきますが

しかし

15世紀よりも以前に

ストッキングと同じようなスタイルの変わらない

ストッキングなるものを履こうとしている

貴婦人の図版などが存在していることから

ストッキングの歴史に謎が残るのです・・・


ガーターの歴史も古く

靴下を対象として11世紀頃から見受けられますが

ストッキングとガーター共に

やはり元々は

男性用のアイテムとして作られたのもので

18世紀には、女性も使い始めたといいます。

近代アメリカ

時代はかなり進み

1935年(昭和10年)

米国の化学会社デュポンが

世界で最初の合成繊維である「ナイロン」を開発しました。


1939年ナイロンストッキングの宣伝
via Innovation Starts Here Dupont USA



1937年(昭和12年)

ナイロン製ストッキングが発明され

1940年(昭和15年)5月15日、

本格的販売準備がなされされ

N’Day(ナイロンス・ストッキング・デイ)として

センセーションを巻き起こし

後に

爆発的に世界中に普及することになります。

日本の歴史

日本のストッキング事情も古く

室町時代

中世ヨーロッパと同じ頃の

16世紀中頃の南蛮貿易品の中から

手編みストッキングが見つかっています。


江戸時代

水戸黄門でお馴染みの

水戸光圀の遺品の中からメリヤスタビと言われた

ストッキングが発見されています。

明治時代

明治時代初期

メリヤス店、いわゆる「ストッキング専門店」が誕生します。

大正時代

大正時代には人絹(人造絹糸)ストッキングが登場し

大正期後半に

絹の長靴下が生産されます。


蚕の繭からとった動物繊維の絹の生糸は

明治、大正と日本の主要な輸出の外貨獲得源で

主に長靴下(ストッキング)の原料になりました。

昭和時代

第二次世界大戦のため

原料の生糸を日本に頼っていた欧米では

原料が不足し、衣料事情が悪化し

生糸の価格が高騰してレーヨン、ナイロンなどの

人造繊維、化学繊維の開発が促進されたわけです。

戦後

1945年、戦後

絹のストッキングの生産も再開されましたが

日本の絹生産は衰退し

絹に比べて格段に強い

アメリカのナイロンのストッキングが入ってきます。


1951年(昭和26年)

大量のナイロンストッキングが輸入されますが

当時1足1,000円と庶民にとっては貴重なものでした。

フルファッションストッキング

デュポン社から技術を導入した日本企業もあり

1952年以降は

ナイガイ、アツギ、東レ、グンゼなど

後ろにシーム(継ぎ目)がある

体にぴったり縫い合わせて仕上げるという

完全な形に作ったとう意味になる

「フルファッションストッキング」の生産が開始され

伝染しやすい欠点はあるものの

美しさと穿いたときの感触では

フルファッションが最も優れていました。


また、

日本独自のトリコット編地を縫製して作った

ナイロンストッキングも商品化され

フルファッションに比べて、

穿きごごちと美しさは劣りましたが

生地がやや厚いので丈夫で伝線しにくい特徴があり

さらに安いこともあって実用的に用いられていました。

シームレスストッキング

1955年(昭和30年)に

ついに縫い目の無い

「シームレスストッキング」販売を開始され

「何も履いていない」ように見えてしまう事から

女性達に定着するまでには時間が掛かったようです。


1961年(昭和36年)には

シームの位置を気にせず着用できる機能性から

多くの人に愛用されるようになり

1963年(昭和38年)には

フルファッションストッキングは市場から消えていき

シームレスストッキングが全盛時代を迎えます。


パンティホーズ

同じく1963年、

アメリカで世界初の

パンティホーズ(パンティストッキング)が開発、発売され

欧米市場で流行の兆しを見せていたため

日本のアツギが

パンティホーズを取り寄せて

開発に踏み切りました。


そして、

1965年(昭和40年)

フランスのファッションデザイナー

アンドレ・クレージュが

ミニスカートを発表してから

1967年(昭和42年)

日本にも「ミニスカート」の大流行が起こり

ミニスカートでは

ガーターや太ももや下着が見えてしまうという事で

開発されたのが

「パンティーストッキング」で

「ストッキング」の需要が減少し始めます。

パンティーストッキング

1968年(昭和43年)、アツギによる

パンティーストッキングの販売が開始され

瞬く間に大流行し、ミニスカートとともに

日本女性の間に浸透しました。


実は

「パンティストッキング」という言葉は、

アツギの創業者である堀禄助が命名しました。



当初の

パンティストッキングは

パンティを穿かずに

直接着用することを想定されていたのです。


今では想像出来ない話ですね。

現役秘書いわく

現役秘書がいうには

職場で「素足でいる」というのは

素の状態=「気を遣っていない状態」であるため

目上の方に対し失礼にあたる事。


お客様に対しては「礼をつくす」心配りが必要になり

礼儀を示しやすいのが「服装」となるので

裸足状態は「礼儀に欠けている」と見なされてもおかしくなく

職場だから穿くではなく

「仕事をする場面」でのマナーとして

職場でのストッキングは着用するのが賢明のようです。


また

マナー以外にも衛生面では

汗をかきやすい足元は雑菌が増えやすく

靴の中に素足をそのまま入れるのは不衛生とのことです。

最後に

パンティストッキング(panty-stocking )は

和製英語で、略称は「パンスト」ですが

本来、

英語では、pantyhose(パンティホーズ)と

言わなければ通用しません。


ご存じとは思いますが

糸の太さ・重さを表す単位「デニール」は

数字が大きくなるほど、

糸の太さも重量も増すため、生地も厚くなり

見た目もデニール数によって変わってきます。


via 福助株式会社ツイート



ストッキングの魅力は

防寒だけではなく

女性の脚を非常に美しく見せる。


ただ

蒸れを感じたり、穿いているだけで窮屈であっても

穿かなくてはならない時って、現実あるんですよね~。

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